Oracle Innovation Summit Tokyo 2018 参加レポート

今回は講演担当ではなくスポンサーとして協賛しましたOracle Innovation Summit Tokyo 2018の参加レポートです!
当社からも複数名が参加しましたが、今回、新卒1年目の社員がレポートをまとめましたので紹介します。
レポートの前にまずは会場の雰囲気からお伝えします。

早速いってみましょう!

まずは恵比寿駅のガーデンプレイスを超えて。

とってもお洒落な雰囲気ですね。

更に奥へ5分程度歩くと。。。

会場のウエスティンホテルが見えてきました。

厳格な雰囲気の中、会場である地下へ移動。

エスカレーターを降りてすぐ左手にドリンクコーナーがありました。

とっても冷えていて美味しく頂きました。

降りた斜め前にはスポンサー各社のカタログコーナー。

この日の為にマーケ担当が心を込めて作ったOracle Cloudのカタログです。
同じ内容のものはこちらの特設ページにもあります。

こっそり見ていると、当社カタログを持って帰って下さっているかたがたがいらっしゃいました。
ありがとうございます。

当社カタログというよりは、端から順に全企業様分を取っていかれていたと思います。。。!

余ったら送り返されてくるとのことですが、果たしてどうなったのでしょうか?!

もらってくれてるといいなぁ。

 

 

受付前には協賛スポンサー一覧がありました。

同時に複数講演が行われており、会場の雰囲気はこのような感じです。

とにかくお客様の数が多く、スポンサー企業は席を譲るようにと案内がありました(汗)

 

講演会場にはいれなかったのでウロウロしていると。。。

こ、ここにも江川の動画が!
全編を観たいかたはこちらへ。

この写真を撮りたいが為に、各社様のVOICE動画が一巡するまでその場にいました(笑)

その奥には手書きの展示物があり、とてもかわいらしくわかりやすいです。

少し荒い内容ですが、会場の雰囲気は伝わりましたでしょうか?
それでは、ここからは実際の講演に関する新卒1年目の社員のレポートを紹介します!

基調講演を聴いて

オートノマス(Autonomous :自律化)へと進化するオラクルのPlatform as a Service、最新アーキテクチャのInfrastructure as a Serviceが提供する性能、セキュリティ、コストメリットなどオラクル・クラウドの最新情報を、米国オラクル製品担当者が詳しく解説して下さるという基調講演。

席数は推測ですが900~1000席程度で、8割程度の席が埋まっておりました。

最近のニーズ

・既存システムのクラウド化を行いたい。
・コストや効率だけでなく、既存のものを拡張(新技術の導入等)したい。
・クラウドを用いて、新しいビジネスを素早く開始したい。
・ビジネスプロセスの効率化、迅速化をしたい。

これまでの課題

・高額なソフトウェア運用コスト
・日々成長しているハッカーに対応
・AIや機械学習の知識不足

これらの課題に対して、ソフトウェアを自律して解決させたい(2020年までのビジョン)。

オートノマス(自律)DBについて

講演内容の主な内容はオートノマス(自律)DBについてでした。

オートノマスDBとは

・構築の際に自動でDBの最適化を行い、自動稼働機能として管理や監視、チューニングを自動化できる。

・自動保護機能として、暗号化し、パッチ適用を自動で行い、セキュリティのアップデートをすぐに実施し、社内外からの攻撃を防御する。

・モニタリングや機械学習を用いることで、怪しいものがあると既知のものか調べ、パッチがあれば適用など自動で行う。

・自動修正の機能としては、エラーが発生した際に、フラッシュバック機能を用いて元の状態に戻す。その際にアプリは透過的に動作し、ダウンタイムをより短くする。

・オンライン(クラウド連携)上では従来とは異なり、CPUやストレージを最適なサイズにスケールして最高の性能を低コストで提供、そしてスケールの際にダウンタイムが必要なくなる。

・人間が操作せずに最適なワークロードで実行する。

・操作をchatbotと対話して行う。AIが自動で言語処理を行い、知りたい情報などを訪ねるだけでSQLを作成、実行してその結果を教えてくれる。

以上のような機能を持ち、人間から構築や運用、管理等の仕事を奪ってしまうため、これからの仕事の仕方を考えていく必要が出てくる。

所感(当社見解)

オートノマスDBを用いることで、構築や運用管理を自動で行い、私たちは単純な作業を短縮して、より多くのプロジェクトを行える。
このようなことで私たちの仕事が減ってしまうそうですが、本当にそうなるのか疑問を持ちました。

全てのプロジェクトでオートノマスDBが用いられるわけでもないと思いますし、検証もせずに常に最新のパッチを自動で当ててしまうことで
問題が発生することはないのか、AIで対話してどの程度まで複雑な内容の処理を正確に行うことができるのかなど、まだまだすべてを自律して行えず、人の手が必要となる部分が多いのではないかと思いました。

また、もしこれから多くの検証や改善が行われ、オートノマスDBが主流になったとしても、確かに私たちの仕事の量は減りますが、減ることで別の仕事ができますので、焦らずとも、悲観的ならずとも、生産性が増えてよいことだと思いました。

今回の講演を聞き、これからOracleデータベースがどのように変わっていこうとしているのか知れ、私たちがこれからどう変わっていかないと
いけないのかなどを考えさせられるなど、とても有意義な時間でした。

さいごに

ITを自動化し、統合することで、新しい挑戦へ企業資源をまわす。
そんなことも視野にいれつつ、インフラという部分において、常に検証を続け、お客様のビジネスに貢献できるよう社員一同、鋭意対応してまいります。

長くなりましたが、お目通し頂きありがとうございました!

 

投稿者プロフィール

DBひとりでできるもん運営チーム
DBひとりでできるもん運営チーム
「DBひとりでできるもん」運営チームです。
「親しみやすさと技術力」をテーマに、技術情報・サービス・インフラ系資格取得に役立つ情報、社員等の情報をお届けします。
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