はじめに

みなさん、こんにちは。
Hinemos製品チームです。

今日は、Hinemosの機能のうち
設定データのインポート/エクスポート および 設定データの差分比較
について、ご紹介します。

こちらは、Hinemosサブスクリプションに含まれる
【エンタープライズ機能】の一部として提供されています。
導入を検討する上で、1つのきっかけとなればと思います。

なお、この記事で扱う設定データとは、ユーザがWebクライアント上で設定の作成・追加をした結果を指します。
(監視設定の作成、ジョブの作成、ノード情報の追加など)

早速紹介していきます!
よろしくお願いします。

監視や運用の自動化に少しでもご関心があればぜひご覧ください!

設定データのインポート/エクスポート

まず、設定データのインポート/エクスポートについてです。
Hinemosエンタープライズ機能には、設定データをインポート/エクスポートをする機能があります。

通常、Webクライアントまたはリッチクライアントで個別に監視・ジョブなどの各設定を行いますが
設定データをエクスポートし、Utilityと呼ばれる専用ツールで取り込むことにより、まとめて設定を行うことも可能です。
また、設定を戻さなければならない際のバックアップ用途として使用する事も可能です。

実際の画面

実際にWebクライアントで確認してみましょう。

エンタープライズ機能を有効化する事で、便利な機能が多数追加されます。
その中の1つに設定インポート/エクスポートがあります。

下図のように監視やジョブの設定以外にも、
ノードやスコープなど細かく機能別にインポート/エクスポートすることも可能です。
もちろんまとめてチェックを入れる事も可能です。

設定データの差分比較

次に設定データの差分比較についてです。
差分比較とは、インポート/エクスポート機能で生成したファイルを比較し、差異が無いかを確認できる機能となります。

用途として、設定前のエクスポートファイルと、設定後のエクスポートファイルを比較して、
どのような修正・追加をしているのかを明確にすることができます。

設定に差異があった場合、比較結果をcsvファイルで取得できます。

トラブルシューティングにも大活躍しそうです

使用上の注意点

サブスクリプションご契約者様に提供される「Hinemosカスタマーポータル」では、
Hinemosバージョン毎に、設定ファイルを編集する為の専用ツールが用意されています。

旧バージョンで運用をされている状態で、最新バージョンの専用ツールを使用して設定ファイルをエクスポートした場合、HinemosのWebクライアント上にて設定ファイルをインポートしようとすると、バージョン違いによるエラーが出てしまいインポートする事ができない可能性があります。

その為、現在運用されているバージョンと同じ専用ツールで編集する必要があります

最後に

設定データのインポート/エクスポートおよび設定データの差分比較について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
とても便利な機能ですよね。
Hinemosの機能や利用方法・導入・費用について、より詳しい説明をご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。

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