
はじめに
皆様、こんにちは。
OCIを学び始めて、1年目の中堅社員です。
2回目の投稿になります。宜しくお願い致します。
今回のテーマは、「OCIで簡単なWebサーバを作ってみた!」です。
今回の記事投稿者はローカルピアリングゲートウェイを使ってみた!を執筆した社員です!

使うWebサーバは?
Webサーバで使うソフトウェアは、「Apache」です。
正式には、「Apache HTTP Server」という名前が付けられています。
世界的に使用される有名なWebサーバソフトの1つで、Webサーバソフトを選ぶうえで「必ず選択肢に入る」と言っても良いでしょう。
今回の構成
OCIで、Webサーバのインスタンスを1台作成します。
インスタンス作成の際は、パブリックIP、プライベートIPをそれぞれ自動設定します。
Apacheインストール後、Webブラウザから、「パブリックIP」に向けて、通信します。
※今回は、ドメイン名などは使いません。
無事、閲覧出来るでしょうか。
【構成】
OS | Oracle Linux (ホスト名:kensho-web) |
---|---|
パブリックIP | 152.70.98.45 |
プライベートIS | 30.0.1.253 |
Apache
Apacheは、事前にyumコマンドでインストールしておきました。
# httpd -v
Server version: Apache/2.4.57 (Oracle Linux Server)
バージョンは、「2.4.57」のようですね。
Webサービスの自動起動化、Webサービスの起動をしておきましょう。
# systemctl enable httpd # systemctl start httpd
Webサーバアクセス
それでは、準備が整いましたので、いよいよアクセスしてみます。
Webブラウザを開いて、「http://IPアドレス」を入力します。すると、、、
ApacheのTest Pageが開けました。
無事、インストールしたApacheへ通信出来ています。
ここで、簡単なHTMLファイルを置いて、表示されるか試してみましょう。
置くファイルの内容は、以下です。
- test.htmlの記載
<html> <head> <title>test page</title> </head> <body> <p> これはテストページです。 </p> </body> </html>
このファイルを、DocumentRootに置きました。
※DocumentRootとは、HTMLなどを、外部へ公開する場所のことです。
Webブラウザを開いて、「http://IPアドレス/test.html」を入力します。
最後に
今回は、OCIでWebサーバを作成し、簡単なテストページにアクセスしました。
無事に接続することが出来ました。
次回の投稿をお楽しみに。
投稿者プロフィール

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Oracle Cloud2025年3月3日OCIで簡単なWebサーバを作ってみた!
Oracle Exadata2025年2月28日Exadata X11Mについて(機器構成)
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