はじめに

みなさん、こんにちは。
Oracle Cloud Infrastructure検証チームです。

今回は、OCI環境へGoldenGate導入検証してみましたので、ご紹介したいと思います。

 GoldenGateとは

リアルタイムデータ統合およびレプリケーションソフトウェア。異なるデータベース間でのデータの移動や返還を可能にし、データの可用性、効率性、およびセキュリティを向上させることができます。

主な機能としてはリアルタイムのデータ同期、データ変換、フィルタリング、変更データのトラッキングなどがあります。

検証内容

今回検証した内容はこちらです。

  1. 検証環境作成
    • DBサーバ作成
    • Windowsサーバ作成
    • ネットワーク設定
  2. GoldenGate作成
    • デプロイメント作成
    • GoldenGate作成

少し長くなってしまったので、「2.GoldenGate作成」は
「OCIでGoldenGateを導入してみよう!(2/2)」でご紹介します!

1 検証環境作成

DBサーバ作成

[イメージとシェイプ]で「Oracle Database」を選択してDBサーバを作成します。
(他設定はデフォルトで!)

Windowsサーバ作成

[イメージとシェイプ]で「Windows Server」を選択して、GUIコンソール確認用のWindowsサーバを作成します。
(こちらも他特殊な設定は不要です!)

 

ネットワーク設定

ネットワーク・セキュリティ・グループを作成します。
[ネットワーク・セキュリティ・グループ]から「ネットワーク・セキュリティ・グループの作成」を押下。

 

[ネットワーク・セキュリティ・グループ作成]の画面で「名前」「コンパートメントに作成」を記載し、「Next」を押下します。
これでネットワーク・セキュリティ・グループの作成は完了です。

 

次にセキュリティ・ルールを作成します。
[ネットワーキング] > [仮想クラウド・ネットワーク] > [VCN] > [ネットワーク・セキュリティ・グループ詳細] から[セキュリティ・ルール]を選択し、「ルールの追加」を押下します。

 

[ルールの追加]画面から「方向」「ソース・タイプ」「ソースCIDR」「IPプロトコル」「ソース・ポート範囲」「宛先ポート範囲」を記載して「追加」を押下します。

 

[アタッチされたVNIC]でパブリップ・サブネットのリンクを押下します。

 

[セキュリティ・リスト]から状態が「使用可能」となっていることを確認します。

 

作成したWindowsサーバへ接続して、ファイアウォールの穴あけをします。
「受信の規則」>「新しい規則」を押下します。

 

「規則の種類」:ポート を選択し、「次へ」を押下します。

 

「プロトコルおよびポート」:TCP
「特定のローカルポート」:443 を選択し、「次へ」を押下します。

 

「操作」:接続を許可する を選択し、「次へ」を押下します。

 

「プロファイル」の項目は任意で選択してください。「次へ」を押下します。

 

「名前」:規則の名前を任意に設定してください。「完了」を押下します。

 

[イングレス・ルール]からポート「22」と「443」のルールが設定されていればデプロイメント作成前の準備OK!

最後に

GoldenGateの構成部分は次回「OCIでGoldenGateを導入してみよう!(2/2)」で掲載予定です!
ネットワーク周りの準備が整えばあとは難しいことはないはず!

次回の投稿をお楽しみに。

投稿者プロフィール

技術チーム
技術チーム
DBひとりでできるもんを盛り上げるべく、技術チームが立ち上がり早8年。ひとりでできるもんと言いつつ、技術者が読んでプッとなるような、極めてピンポイントでマニアックな技術ネタを執筆しています!
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