前回のおさらい
前回は、Exadataの詳細設計の説明をしました。
- Exadataの導入について(1/3)
- 要件定義(お客様/ベンダー作業)
- 基本設計(お客様/ベンダー作業)
- Exadataの導入について(2/3)
- 詳細設計(お客様/ベンダー作業)
- Exadataの導入について(3/3)(今回の記事)
今回は、搬入、初期構築、構築に関して説明していきます。
それでは本編へ!
搬入(オラクル社作業)
こちらはオラクル社の内部作業ですので割愛します。
本当はサイズの考慮やD/Cとの調整等、色々と書いていたのですが、我々がご紹介することでもないということで、内部レビューで割愛することとなりました。
初期構築(オラクル社作業)
ベンダーよるサーバのケーブル結線、ネットワーク/ソフトウェアの初期構築を行います。
初期構築作業に2~3週間程度要するため、その間の構築作業は出来ません。
また、ベンダー作業時に、各種不明な点や確認を求められるため、作業立ち合いが必要です。
よって、その分の工数やデータセンターが遠隔地であれば、交通費や宿泊費といった予算が別途必要となります。
構築(お客様/ベンダー作業)
ベンダーの初期構築を引継ぎ、お客様にて構築を行います。
構築の大まかな流れは、以下のようになります。
要件等によって増減しますので、あくまでも目安です。
- ディスクグループの切り直し(どのようなディスクグループ構成にするかを設計)
- 初期構築時に作成されたサンプルDBの削除
- ディスクグループ削除
- Gridディスクの削除
- Gridディスクの作成(※全量割り当てるのは必須ではなく後からサイズ変更が可能。)
- ディスクグループ作成
- DB作成
- 監視設定
- 機能テスト(正常/異常)
- バックアップリストア(DB/OS)
最後に
Exadataの導入に関する説明は以上です。
いかがでしたでしょうか?
当社では最新のExadataX7の設計・構築においても、経験豊富ですので、何かご不明なことやご興味を持たれたことがございましたら、お問合せ下さい。