2025年6月27日 Google Cloud
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Oracle Database@Google Cloudの提供開始

こんにちは、ひとりでできるもん運用チームです。
本日はOracle Database@Google Cloud関連のビックニュースをお伝えいたします！

オラクルとGoogle Cloudは、

「Oracle Database@Google Cloud」の日本での提供を2025年6月13日に開始しました。

このサービスにより、日本の企業はGoogle Cloudの東京リージョン上で、Oracle Exadata Database ServiceやAutonomous Databaseなどの高度なデータベース機能を利用できるようになります。

この発表は、日本企業のクラウド移行、AI活用、そしてデータ・レジデンシー対応を大きく前進させるものとして注目されています。

当社でも先日「Oracle Databaseの価値をクラウドで最大化！
Google Cloudで実現する賢いモダナイゼーションとは」のセミナーを開催しました

Google Cloudとの連携によるメリット

Google Cloudと連携することで、どんなメリットがあるのか、具体的にご紹介します。

クラウド移行の加速とデータ活用の強化

既存のOracleのデータベースやアプリケーションがGoogle Cloudデータセンター上のOCIに移行しやすくなり、AIや分析用途にも対応しています。
詳しくは下記の「サービスの概要と提供内容」にてご紹介します。

Google AIプラットフォームと連携

GeminiやVertex AIなどGoogleのAIツールと連携し、クラウドネイティブなアプリ開発が可能となりました。
AIネイティブなアプリケーションを迅速に構築できるようになったため、販売管理、サプライチェーン分析、金融・EC分野のリアルタイム処理など、さまざまな業務領域での活用が期待されています。

パートナープログラムの開始

Google Cloud Marketplaceを通じて、パートナー企業が自社の顧客向けに再販できる仕組みを導入しました。これにより、クラウド導入の柔軟性が大幅に向上しました。

 

新しいOracle Database@Google Cloudパートナー・プログラムに関して、弊社 代表取締役社長　小清水がコメントを寄せています。

日本市場での『Oracle Database@Google Cloud』の提供開始を誠に嬉しく存じます。
多くの⽇本のお客様は、複数のクラウド・プロバイダーをすでに活⽤し、組織内外へサービス提供をより効果的に⾏っています。
システムサポートは日本オラクル社およびグーグル・クラウド・ジャパン社のパートナーとして、これまで培ってきたデータベース・ソリューションの技術を活かして、『Oracle Database@Google Cloud』とその⾼度な統合機能をマルチクラウド環境へ移⾏を進めるお客様にご提供できることを大いに期待しています。

サービスの概要と提供内容

それでは今回、日本で提供が開始された主なサービスをご紹介しましょう。

Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure

最新の「Exadata X11M」に対応し、Real Application Clusters（RAC）を含む高可用性・高性能なデータベース基盤が利用できます。
AI、分析、オンライン・トランザクション処理（OLTP）全体で、前世代と比べて大幅なパフォーマンスの向上を実現します。

Oracle Database 23ai

AI活用を前提とした最新バージョンで、300以上の新機能を搭載しました。
特に注目されるのは「Oracle AI Vector Search」と「JSON Relational Duality Views」で、非構造化データと業務データの統合・検索や、JSONとリレーショナルの両利点を活かした開発が可能になります。

  • Oracle AI Vector Search
    お客様は文書・画像などの非構造化データと、社内の業務データを安全に統合・検索できるようになり、データを移動・複製する必要がありません。
  • JSON Relational Duality Views
    開発者はJSONとリレーショナルのいずれか一方のデータ型を選ぶ必要がなくなり、同じ情報に対して両方の利点を活かすことができます。
Oracle Autonomous Database

完全に自動化・管理された「Oracle Database」サービスを提供します。
Google CloudのコンソールやAPIと統合され、シンプルなワークロードからミッションクリティカルな業務まで幅広く対応します。

※出典元：Oracle Database@Google Cloud、日本で提供開始（プレスリリース）

今後の展開

Oracleでは「Oracle Base Database Service」など、さらなるサービスの提供も予定しています。

Oracleは今後10年間で、日本のクラウドおよびAIインフラに80億ドルを投資する計画を発表しており、今回の提供開始はその戦略の一環です。
日本オラクルの竹爪慎治専務執行役員は、「日本企業のAI活用とクラウド移行を支援する重要なマイルストーン」と位置づけています。

Google Cloud側も、「共通顧客の成功と迅速なイノベーションを支援する」として、両社の連携強化に意欲を示しています。

Oracle × Google Cloudは今後も新しいサービスの可能性を広げていきますね！

当社はGoogle Cloudに実績あり

実は当社はGoogle Cloudのセールス、サービス認定パートナーです。
「Google Cloud Certified Professional」を中心に、Google Cloud認定資格者が多数在籍しています。

一方で、ご存じの通りOracle DB、OCI、AIにも強いです。

Oracle とGoogle Cloud、どちらも対応できる企業として、Oracleのプレスリリースに弊社 代表取締役 小清水がメッセージを載せさせていただきました。

Oracle Database@Google Cloud に興味を持たれましたら、どんな些細なことでもお気軽にお問合せ頂ければと思います。

[Oracle DB@GCP] セミナー潜入レポート！Google オフィスツアーをご紹介！第22回 DBひとりでできるもん責任者のつぶやき♪も是非ご覧ください！

投稿者プロフィール

DBひとりでできるもん運営チーム
DBひとりでできるもん運営チーム
「DBひとりでできるもん」運営チームです。
「親しみやすさと技術力」をテーマに、技術情報・サービス・インフラ系資格取得に役立つ情報、社員等の情報をお届けします。
80名強の事業部員で鋭意、執筆中です。
少しでも当社を知って頂けるよう、愛情込めて頑張ります！
※facebook、X(旧twitter)、インスタグラムでは「DBひとりでできるもん」の更新情報を発信しています。

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