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Race to Certification 2025とは
みなさん、こんにちは!
普段、私はExadata関連の記事を主に執筆しています。
今回はRace to Certification 2025に関して記載していきます。
Race to Certification 2025は、Oracle Universityが主催する無料の資格取得キャンペーンで、2025年7月1日から10月31日まで開催されています。
Oracleの試験を受けているみなさん、必見です!

OCI試験やデジタルコースを修了すれば無料受験が可能
開催期間 | 2025/7/1(火)~10/31(金) |
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参加方法 | 公式サイトの「Join the Race」アイコンを押下 |
公式サイト | https://education.oracle.com/race-to-certification-2025 |
Race to Certification 2025とは、各レベル毎に対象の
OCI試験およびデジタルコースを修了する事で無料受験が可能になるというものです。
デジタルコースとは、動画の視聴や模擬試験のコンテンツのことで、例えばOCI AI Foundations Associate (2025)の場合、5つのコンテンツを100%完了する事で達成できます。
参加するには公式サイトにある「Join the Race」アイコンを押下してアクティベーションする必要があります。これによりOCIの試験が2回無料で受験できる権利が得られます。

Race to Certification 2025対象のOCI試験一覧
AI |
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・Oracle Cloud Infrastructure 2025 AI Foundations Associate | 1Z0-1122-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Data Science Professional | 1Z0-1110-25 ・Oracle AI Vector Search Professional | 1Z0-184-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Generative AI Professional | 1Z0-1127-25 |
Oracle Cloud Infrastructure |
・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Foundations Associate | 1Z0-1085-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Architect Associate | 1Z0-1072-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Migration Architect Professional | 1Z0-1123-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Developer Professional | 1Z0-1084-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Observability Professional | 1Z0-1111-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Application Integration Professional | 1Z0-1042-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 DevOps Professional | 1Z0-1109-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Networking Professional | 1Z0-1124-25 ・Oracle Redwood Application 2025 Developer Associate | 1Z0-1114-25 |
Multicloud |
・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Foundations Associate | 1Z0-1085-25 ・Oracle Cloud Infrastructure 2025 Multicloud Architect Professional | 1Z0-1151-25 |
Oracle Data Platform |
・Oracle Data Platform 2025 Foundations Associate | 1Z0-1195-25 ・Oracle Cloud Database Services 2025 Professional | 1Z0-1093-25 ・Oracle Autonomous Database Cloud 2025 Professional | 1Z0-931-25 ・MySQL HeatWave Implementation Associate – Rel 1 | 1Z0-915-1 ・Oracle Analytics Cloud 2025 Professional | 1Z0-1041-25 ・Oracle APEX Cloud Developer Professional | 1Z0-771 |
Foundations系の試験は今まで通り15回受験可能ですので、2回の無償権利を行使する必要はほぼありません。
上記試験のうち2025/7/1以前に合格した試験については、今回のキャンペーンのカウント対象外となりますので、ご注意ください。

各レベルの達成条件
レベル | 達成条件 | 獲得できるもの |
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1 | ・デジタルコースを1つ完了する ・認定試験に1つ合格する |
・無償受験権利1回(2025/10/31期限) ・認定レベル1のデジタル達成促進キット ・OUラーニングコミュニティレベル1デジタルバッジ ・Race to Certification 2025 リーダーボードのランキング |
2 | ・デジタルコースを2つ(合計)完了する ・認定試験に2つ(合計)合格する |
・無償受験権利1回(2025/10/31期限) ・認定レベル2のデジタル達成促進キット ・OUラーニングコミュニティレベル2デジタルバッジ ・Race to Certification 2025 リーダーボードのランキング |
3 | ・デジタルコースを2つ(合計)完了する ・認定試験に2つ(合計)合格する |
・無償受験権利1回(2026/10/31期限) ・認定レベル3のデジタル達成促進キット ・OUラーニングコミュニティレベル3デジタルバッジ ・Race to Certification 2025 リーダーボードのランキング |
トップ500 | プロモーション終了までに、 最も多くの認定を取得/最も速い時間/最も高い合格点 を獲得してレベル 1、2、3 を修了した上位500名 |
・無償受験権利2回(2026/10/31期限) ・トップ500受賞者デジタルアチーブメントプロモーションキット ・OUラーニングコミュニティトップ500デジタルバッジ ・Race to Certification 2025 リーダーボードのランキング |
注意点 |
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・レベル1、2と3では受験期限が異なっており、レベル1、2は期限が2025/10/31まで ・無償権利枠で受験可能な試験は、Race to Certification 2025対象のOCI試験一覧に記載の試験のみ |
各レベル達成ごとに1回無償受験の権利を得られますので、レベル3まで達成すると合計3回無償受験の権利を得ることが出来ます。
また、レベル3の次にトップ500というものがあり、これにランクインすることで別途で2回分の無償受験の権利が得られますが、条件も厳しいEXステージですのであまり気にしなくてもよいのかと思います。
Foundations系の試験でレベル2まで達成すれば、費用が発生することなく無償受験権利を2回獲得できるので、難易度的にもこの進め方がおすすめです。
アクティベーションした際に2回付与される権利を行使して、Foundations系以外の試験を受験すれば費用が発生することはありません。

受験時の感想
まず前提として、試験は全て英語です。
ただ、英語試験ということで受験枠が多いからかもしれませんが、受験日は月~土で各日程が15分刻みで深夜まで受験可能です。
日本語試験では、火~金の9:00と14:00の2枠だと記憶しているので、平日仕事等で受験するタイミングが無い方には朗報だと思います。
曜日選択 |
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時間選択(途中の時間帯は割愛) |
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今回お試しで「1Z0-184-25: Oracle AI Vector Search Professional」を受験しましたが、問題文や選択肢が短く英語が堪能でなくても、なんとかなりそうでした。
受験時のガイドは日本版の時と同じ表示でしたので、特に迷いはありませんでした。
今回、運転免許証を提示して受験し最後まで完了しましたが、今のところ何も指摘等はありません。
総合的な感想として、英語試験だからといって思っていたほどハードルは高くなかった気がします。
受験の選択肢も日本語試験よりも豊富に用意されているため、受験するメリットがあると思いました。
まとめ
日本試験版のRace to Certificationキャンペーンもくるかも?
現在、Race to Certification 2025が10/31まで開催されていますが、今後日本試験版のRace to Certificationのキャンペーンが開催されることも考えられます。
OCI日本語試験が2025/8-9月の間にリリースされる予定ですので、タイミング的に良さそうなのが理由です。
また、過去にもRace to Certification Japanのキャンペーンが開催されていたこともありましたので、可能性があるかもしれません。
Race to Certification 2025の方がメリットはあるかも?
ただ、Race to Certification 2025の方が受験枠が多く、日本語試験にはないOracle AI Vector Search ProfessionalやOracle Cloud Infrastructure 2025 Data Science Professional のような試験を受験できるので、英語試験であっても受験するメリットがあるように思いました。
Oracle社のサイトにも、「一覧に記載がない2025年版 Oracle Cloud Infrastructure認定試験は 2025 年版英語試験の受験を検討ください。」との記載がありますので、一覧に無い試験は今後も追加されないことが予想されます。
「【重要なお知らせ】2024 年版 Oracle Cloud 認定試験 (日本語試験) 配信終了および 2025 年版 Oracle Cloud 認定試験 (日本語試験) 提供予定のお知らせ (2025/6/11)」
最後になりますが、弊社にはデータベースに関わるエンジニアが多数在籍しておりますので、何かご不明なことやご興味を持たれたことがございましたら、お気軽に当社までお問合せ下さい。

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