はじめに

みなさん、こんにちは
Hinemos製品チームです。

今日は、Hinemos7.0で追加されたジョブの機能
待ち条件群
について、ご紹介したいと思います。

こちらは、Hinemos7.0の基本機能として追加されています。
導入を検討する上で、1つのきっかけとなればと思います。
よろしくお願いします。

さて、一体どんな機能なのでしょうか

ジョブの待ち条件とは

ジョブの前後関係やジョブを開始する条件を待ち条件と呼びます。
ジョブAが正常終了したらジョブBを、異常終了したらジョブCを開始したいなど条件によって処理を分岐させる場合に使用します。

Hinemos6.2までの待ち条件について

今までの待ち条件は、複数の待ち条件を指定することで、条件を満たしたジョブを開始し処理を進めていく流れでした。
条件は、AND,OR条件のどちらかを使用し、待ち条件を作成していきます。
しかし、図のように待ち条件内でANDとORの組み合わせによる処理ができませんでした。

これまでは複雑な待ち条件の指定ができなかったのですね

Hinemos7.0で追加された「待ち条件群」

待ち条件を作成する際にAND,OR条件のどちらか一方しか条件に組み込めなかった旧バージョンから、待ち条件群という新たな機能を有したことで、複数の待ち条件をグループ化することができ、グループをAND,OR条件で組み合わせる事ができるようになりました

それにより複雑な待ち条件を実現することが可能となりました。

出典:資料(Hinemos ver.7.0 基本機能マニュアル)

より複雑な待ち条件の指定が可能になるなら、運用管理がしやすくなりそうですね!

 

最後に

「待ち条件群」の設定は、Hinemos7.0の基本機能として標準で備わっています。
Hinemosサブスクリプションをご契約いただくと、追加で以下の機能が利用可能となります。

  • ジョブフローを二次元マップ上で可視化することができる【Hinemosジョブマップ機能
  • ジョブの設定情報をExcelファイルへエクスポートが可能となる
  • Excelファイルを編集し、設定情報をインポートする【Hinemos Utility機能

Hinemosの機能や利用方法・導入・費用について、より詳しい説明をご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。

当社ではHinemosに関する実績が複数あります。
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技術チーム
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DBひとりでできるもんを盛り上げるべく、技術チームが立ち上がり早6年。ひとりでできるもんと言いつつ、技術者が読んでプッとなるような、極めてピンポイントでマニアックな技術ネタを執筆しています!