目次
前回のあらすじ
みなさん、こんにちは。
Oracle Cloud Infrastructure 検証チームです。OCI GoldenGate のデータ・レプリケーションとデータ変換のデプロイメントを使用して、データのロードおよび変換を試してみよう。(1/3)はご覧頂きましたでしょうか?
前回は「デプロイメントの作成」と「接続エンドポイントの作成と割当て」を実施しました。
今回は「デプロイメント・コンソールに接続」と「接続の作成」と「プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行」を実施します。
- デプロイメントの作成 (前回)
- 接続エンドポイントの作成と割当て (前回)
- デプロイメント・コンソールに接続
- 接続の作成
- プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行
- データ・エンティティとデータ・フローの作成と実行 (次回)
前回に続き、執筆者はOCI関連資格4冠を達成しました!に登場した事業部員です。
それでは説明と準備が整いましたので検証していきましょう。
デプロイメント・コンソールに接続
OCI GoldenGate Data Transforms デプロイメント・コンソールに接続
前回実施した内容と同様の手順で、OCI コンソール・メニューの[Oracle Database]から [GoldenGate]をクリックし、作成したデプロイメントをクリックします。[デプロイメントの詳細]の[コンソールの起動]をクリックします。
デプロイメント・コンソールの管理画面にWebブラウザでアクセスします。管理ユーザー名とパスワードを入力し[Connect]をクリックします。
デプロイメント・コンソールの管理画面のホーム画面が表示されることを確認します。
接続の作成
OCI GoldenGate for Oracle 接続の作成
[Connections] から[Create Connection]をクリックします。
[①Select Type]セクションにて[Services]タブをクリックし、[Oracle GoldenGate – OCI]を選択し、[Next]をクリックします。
[②Connection Details]セクションにて
[Connection Name]に任意の名前を入力し、
[Deployment URL]に「OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント接続用のURL」を入力します。
[User][Password]に「OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント接続の管理ユーザー名とパスワード」を入力します。
最後に[Test Connection]をクリックします。
「OCI GoldenGate for Oracle 接続」が正常に作成されていることを確認します。
ターゲット・データベース接続の作成
「OCI GoldenGate for Oracle 接続の作成」で実施した内容と同様の手順で、[Create Connection]をクリックします。
[①Select Type]セクションにて[Databases]タブをクリックし、[Oracle]を選択し、[Next]をクリックします。
[②Connection Details]セクションにて
[Connection Name]にて任意の名前を入力し、
[JDBC URL]にターゲット・データベース接続用のJDBC接続文字列を入力します。
[User][Password]にターゲット・データベース接続の管理ユーザー名とパスワードを入力します。
最後に[Test Connection]をクリックします。
「ターゲット・データベース接続」が正常に作成されていることを確認します。
プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行
プロジェクトの作成
[Projects] から[Create Project]をクリックします。
[Name]に任意の名前を入力し、[Create]をクリックします。
データ・ロードの作成と実行
[Data Loads] から[Create Data Load]をクリックします。
[①Crete Data Load]セクションにて
[Name]に任意の名前を入力し、
[Use GoldenGate]をチェックし、
[GoldenGate Deployment Connection]に「OCI GoldenGate for Oracle 接続」で作成した接続名を選択します。
最後に「Next」をクリックします。
[②Source Connection]セクションにて
[GoldenGate Connection]にOCI GoldenGate for Oracle デプロイメントに割当て済みのソース・データベースの接続名を選択し、
[Schema]にソース・データベースに作成済みのサンプル・スキーマ名を選択します。
最後に「Next」をクリックします。
[③Target Connection]セクションにて
[GoldenGate Connection]にOCI GoldenGate for Oracle デプロイメントに割当て済みのターゲット・データベースの接続名を選択し、
[Schema]にターゲット・データベースに作成済みのサンプル・スキーマ名を選択します。
最後に「Save」をクリックします。
[Name]左横のチェックボックスにチェックを入れて、一括で全選択した状態にします。
[Append]をクリックし、[Target Action]を一括で[Append]にします。
構成のデプロイが正常に実行されると、画面右横下に[GoldenGate Status]が表示され、「OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント」にGoldenGate Extract/Replicat プロセスが自動作成されます。
Extract プロセスの状態がRunningになることを確認します。続いてReplcat プロセスの[開始]をクリックします。
Replicat プロセスの状態がRunningになることを確認します。続いて「GoldenGate Deployment Console」をクリックします。
OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント・コンソールに接続
デプロイメント・コンソールの管理画面にWebブラウザでアクセスします。管理ユーザー名とパスワードを入力し[サインイン]をクリックします。
デプロイメント・コンソールの管理画面の[ホーム]から[Extract]をクリックし、Extract プロセスのステータスが実行中であることを確認します。
デプロイメント・コンソールの管理画面の[ホーム]から[Replicat]をクリックし、Replicat プロセスのステータスが実行中であることを確認します。
さいごに
いかがでしたしょうか?
今回は「デプロイメント・コンソールに接続」と「接続の作成」と「プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行」を実施しました。
次回は「データ・エンティティとデータ・フローの作成と実行」を実施します。
是非次回もご覧ください!
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