前回のあらすじ

みなさん、こんにちは。
Oracle Cloud Infrastructure 検証チームです。OCI GoldenGate のデータ・レプリケーションとデータ変換のデプロイメントを使用して、データのロードおよび変換を試してみよう。(1/3)はご覧頂きましたでしょうか?

前回は「デプロイメントの作成」と「接続エンドポイントの作成と割当て」を実施しました。
今回は「デプロイメント・コンソールに接続」と「接続の作成」と「プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行」を実施します。

  1. デプロイメントの作成 (前回)
  2. 接続エンドポイントの作成と割当て (前回)
  3. デプロイメント・コンソールに接続
  4. 接続の作成
  5. プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行
  6. データ・エンティティとデータ・フローの作成と実行 (次回)

前回に続き、執筆者はOCI関連資格4冠を達成しました!に登場した事業部員です。
それでは説明と準備が整いましたので検証していきましょう。

デプロイメント・コンソールに接続

OCI GoldenGate Data Transforms デプロイメント・コンソールに接続

前回実施した内容と同様の手順で、OCI コンソール・メニューの[Oracle Database]から [GoldenGate]をクリックし、作成したデプロイメントをクリックします。[デプロイメントの詳細]の[コンソールの起動]をクリックします。

デプロイメント・コンソールの管理画面にWebブラウザでアクセスします。管理ユーザー名とパスワードを入力し[Connect]をクリックします。

デプロイメント・コンソールの管理画面のホーム画面が表示されることを確認します。

接続の作成

OCI GoldenGate for Oracle 接続の作成

[Connections] から[Create Connection]をクリックします。

[①Select Type]セクションにて[Services]タブをクリックし、[Oracle GoldenGate – OCI]を選択し、[Next]をクリックします。

[②Connection Details]セクションにて
[Connection Name]に任意の名前を入力し、
[Deployment URL]に「OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント接続用のURL」を入力します。
[User][Password]に「OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント接続の管理ユーザー名とパスワード」を入力します。
最後に[Test Connection]をクリックします。

接続の成功を確認し、[OK]をクリックします。

[Create]をクリックします。

「OCI GoldenGate for Oracle 接続」が正常に作成されていることを確認します。

ターゲット・データベース接続の作成

「OCI GoldenGate for Oracle 接続の作成」で実施した内容と同様の手順で、[Create Connection]をクリックします。

[①Select Type]セクションにて[Databases]タブをクリックし、[Oracle]を選択し、[Next]をクリックします。

[②Connection Details]セクションにて
[Connection Name]にて任意の名前を入力し、
[JDBC URL]にターゲット・データベース接続用のJDBC接続文字列を入力します。
[User][Password]にターゲット・データベース接続の管理ユーザー名とパスワードを入力します。
最後に[Test Connection]をクリックします。

接続の成功を確認し、[OK]をクリックします。

[Create]をクリックします。

「ターゲット・データベース接続」が正常に作成されていることを確認します。

プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行

プロジェクトの作成

[Projects] から[Create Project]をクリックします。

[Name]に任意の名前を入力し、[Create]をクリックします。

作成したプロジェクトをクリックします。

データ・ロードの作成と実行

[Data Loads] から[Create Data Load]をクリックします。

[①Crete Data Load]セクションにて
[Name]に任意の名前を入力し、
[Use GoldenGate]をチェックし、
[GoldenGate Deployment Connection]に「OCI GoldenGate for Oracle 接続」で作成した
続名を選択します。
最後に「Next」をクリックします。

[②Source Connection]セクションにて
[GoldenGate Connection]にOCI GoldenGate for Oracle デプロイメントに割当て済みのソース・データベースの接続名を選択し

[Schema]にソース・データベースに作成済みのサンプル・スキーマ名を選択します。
最後に「Next」をクリックします。

[③Target Connection]セクションにて
[GoldenGate Connection]にOCI GoldenGate for Oracle デプロイメントに割当て済みのターゲット・データベースの接続名を選択し

[Schema]にターゲット・データベースに作成済みのサンプル・スキーマ名を選択します。
最後に「Save」をクリックします。

以下の画面が表示されます。

[Name]左横のチェックボックスにチェックを入れて、一括で全選択した状態にします。

[Append]をクリックし、[Target Action]を一括で[Append]にします。

[保存]をクリックします。

[Deploy]をクリックします。

構成のデプロイが正常に実行されると、画面右横下に[GoldenGate Status]が表示され、「OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント」にGoldenGate Extract/Replicat プロセスが自動作成されます。

Extract プロセスの[開始]をクリックします。

Extract プロセスの状態がRunningになることを確認します。続いてReplcat プロセスの[開始]をクリックします。

Replicat プロセスの状態がRunningになることを確認します。続いて「GoldenGate Deployment Console」をクリックします。

OCI GoldenGate for Oracle デプロイメント・コンソールに接続

デプロイメント・コンソールの管理画面にWebブラウザでアクセスします。管理ユーザー名とパスワードを入力し[サインイン]をクリックします。

デプロイメント・コンソールの管理画面の[ホーム]から[Extract]をクリックし、Extract  プロセスのステータスが実行中であることを確認します。

デプロイメント・コンソールの管理画面の[ホーム]から[Replicat]をクリックし、Replicat  プロセスのステータスが実行中であることを確認します。

さいごに

いかがでしたしょうか?
今回はデプロイメント・コンソールに接続」と「接続の作成」と「プロジェクトとデータ・ロードの作成と実行」を実施しました。
次回は「データ・エンティティとデータ・フローの作成と実行を実施します。

是非次回もご覧ください!

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投稿者プロフィール

技術チーム
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DBひとりでできるもんを盛り上げるべく、技術チームが立ち上がり早6年。ひとりでできるもんと言いつつ、技術者が読んでプッとなるような、極めてピンポイントでマニアックな技術ネタを執筆しています!