
前回のおさらい
こんにちは。小酒井です。
早いものでもう12月も下旬。
皆さんのOrace Cloud検証もかなり進んできている頃でしょうか?
本連載も今年は後2回を予定しています。(今回含まず)
今回はネットワークの設定、次回はDBaaSモニター・コンソールの利用を予定しています!
尚、前回はOracle Databaseへ接続したところまでいきましたので、是非、復習もお願いしますね。
ネットワーク設定(ポート開放)
作成直後のDBCSインスタンスではデフォルトで22番(ssh)ポート以外は無効化されています。
今回は、以降で取り上げる
DBaasモニター・コンソール(Oracle Databaseおよびオペレーティング・システムのステータスとリソース使用に関する広範な情報を提供する組み込みモニター)が利用する443番ポートの有効化と
Oracle Enterprise Manager Database Express(非CDB、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)またはプラガブル・データベース(PDB)を管理するツール)が利用する5500番ポート
の有効化を実施してみます。
では、いつものサービス画面にいきましょう
Oracle Database Cloud Serviceコンソール画面で、STS-DBCS-hitoridedekirumonインスタンスの右側のハンバーガーメニューアイコン「≡」をクリックし、「アクセス・ルール」をクリックします。
443番ポートを利用するora_p2_httpsslの右側のハンバーガーメニューをクリックし、Enableをクリックします。
確認のためのポップアップが表示されますので、問題なければEnableをクリックします。
5500番ポートを利用するora_p2_dbexpressについても同様に操作します。
ここでの説明は割愛しますが、443番ポートと同様に皆さん、操作してみてくださいね。
そうするとこのようなアクセス・ルール画面になっていますでしょうか?
443番ポートを利用するora_p2_httpsslと5500番ポートを利用するora_p2_dbexpressが有効化されていることが確認できますね。
これでポートの開放は完了です!
簡単ですね!
次回予告
次回はポート開放で使えるようになったDBaasモニター・コンソールを使っていきます。
どうぞお楽しみに。
投稿者プロフィール

-
「DBひとりでできるもん」運営チームです。
「親しみやすさと技術力」をテーマに、技術情報・サービス・インフラ系資格取得に役立つ情報、社員等の情報をお届けします。
80名強の事業部員で鋭意、執筆中です。
少しでも当社を知って頂けるよう、愛情込めて頑張ります!
※facebook、X(旧twitter)、インスタグラムでは「DBひとりでできるもん」の更新情報を発信しています。
Oracle Cloud2025年5月6日【再掲載】Oracle Cloud Infrastructureへ移行するメリット~コスト~
Oracle Cloud2025年5月5日【再掲載】Oracle Cloud Infrastructure Marketplaceを使ってOCI上にEnterprise Managerを構築してみよう
Oracle Cloud2025年5月4日【再掲載】OCIのファイルストレージサービスを(FSS)利用して、共有ネットワークボリュームを作成してみました
Oracle Cloud2025年5月3日【再掲載】[Oracle Cloud]dbaascliを使用したデータベースリカバリ