今回はOracle Databaseのお話です♪
これまでOracle Cloudの連載記事を掲載してきましたが、今回はOracle Databaseに関して記載していきます。
このビジネスブログ「DBひとりでできるもん」打ち合わせを何度も何度も運営会議メンバ12名で行い、今後どんなコンテンツを追加していこうと、一生懸命考えていました。
皆さんにたくさん読んで頂きたいからっ!
word pressのアドオンも追加し、フォントの変更も実装されました。(早速ピンクを使用♪)
今まではビジュアルエディターを使用せず、htmlで書いていたという(笑)
今後もかなり偏ったテッキーな技術記事を心を込めて書いていきますので、楽しみにしていて下さいねっ。
Oracle Database 12cR2新機能の紹介
かなりピンポイントなところをグッと突く感じですが
Oracle Database 12cR2新機能について!
12cR2では、オンラインでPDBをクローニングできるなどの新機能が実装されますが、今回の記事では実用的な新機能を2つ紹介していきます。
ポイントは以下の2点です。
・Standerd Edition 2でも利用可能であること
・すぐに実務に活かせそうな機能であること
前提として少しOracle Databaseの知識がある人向け(マニア向け)の内容になっているかと思いますが、そうでない人も読んでみて損はない内容かと思いますですので、どうぞ宜しくお願い致します。
SET MARKUP CSV ONコマンド!
やっと… Oracleでも
SELECTの結果をCSV形式で出力できるようになりましたー!
これにより、情報取得にて作業効率化、且つ取得ミスが減りますし、移行作業などでデータの突合がし易くなるというメリットがあります。
では、今まで(~12cR1)はどうだったのでしょうか?
以下の画像のようにset colsepという列と列の間の区切り文字を設定するコマンドでデータを抽出し、「col col2 for a10」といった風にデータ加工が必要でした。
そして、列と列の間に空白が空いてしまい、固定長CSVとなってしまっていました。
しかしながら、12cR2からは「SET MARKUP CSV ON」コマンドで一発抽出。
データ加工が不要で、列と列の間に空白が入りません!
なんて便利なんでしょう!
目から鱗のかたも多いのではないでしょうか。
ちなみにこんなこともできます。
先ほどのSET MARKUP CSV ONの後ろの部分をアレンジして・・・
列データのダブルクォートを外すことができます!
同じようなアレンジで、さらにこんなこともできます。
HTML出力もできます!
すごいですね、色々と便利機能が追加されましたね。
「SET MARKUP CSV ON」は使い方次第でとっても便利です。
次回はよりピンポイントな「SET HIST ON」コマンドを紹介します。
お楽しみにっ。