今回のお話

今回はインフラの作業領域やプロジェクトの工程など、インフラエンジニアのお仕事に関する内容を現場リーダーがまとめてくれました。
「インフラエンジニア」という言葉は耳にしたことがあると思いますが、具体的にどういったお仕事かご存知でしょうか?

インフラエンジニアの仕事がよりイメージしやすい記事となっていますので、是非ともご覧ください!

インフラとは

こんにちは。
今回はインフラのお仕事についてお話をしたいと思います。

システムを作る上で注目を浴びるのはやはりアプリケーション開発ではないでしょうか。
しかし、そのアプリケーションも動かすための基盤となるインフラがないと意味がありません。
アプリケーションが表舞台なら、インフラは裏方といった感じです。

裏方というと地味な感じがしますが、その通り地味です。
縁の下の力持ちの役割のインフラですが、インフラ基盤がしっかりしていないとシステムとして成り立ちません。

ひとえにインフラと言っても、とても幅が広いんですね。
土台となるサーバがあり、その中にOS(WindowsやLinuxなど)を用意し、さらにミドルウェアを入れたりするわけです。
また、サーバ間には通信が必要ですよね。このネットワークもインフラです。

インフラのお仕事は多岐にわたるのですが、作業に当たる人の割合は何故かアプリケーション担当者の方が多いんですよね。

 


では、インフラ環境とお仕事について詳しく見ていきましょう。

サーバ構築

まずは土台となるサーバを構築する必要があります。
お客様の要件から最適な環境を選ぶ上でサーバの構築場所を決定する必要があります。

オンプレミス環境か仮想化環境

こちらはサーバ機器を購入することになるわけですから、費用も掛かります。
しかし、購入したサーバですから、もちろん自由に何でもできる環境として利用できます。

クラウド環境

こちらはクラウドベンダーからサービスとしてサーバを利用する形となるので、安価な費用でサーバ利用が可能です。
しかし、決められたサービスとなるため、それ以上のことはできません。サービスに従って利用することになります。

と、ここでちょっとご紹介です。
弊部ではクラウド環境として、Oracle Cloudに力を入れています。

名前の通り、日本オラクル社のクラウドですね。
Oracleデータベースを利用した環境をご検討中でしたら、ぜひご相談ください。
プロフェッショナルな技術者がしっかりとサポートします。

 

Oracle Cloudの詳細はこちらをご覧ください。

OS選定

皆さんご存知だと思われるWindowsがこれにあたります。ほかにもLinuxUnixなどがあります。
WindowsとLinuxやUnixの大きな違いはLinuxやUnixは オープンソース であるため、基本的に無料である点です。
何十台、何百台とサーバが必要な環境だと、すべてWindowsで用意する場合は大きなコスト増になるわけです。
Windowsにしても、LinuxやUnixにしても様々な要件に合わせて選択します。

利用するミドルウェアが、どのOSをサポートしているかも重要です。
また、開発するプログラム次第ではOSが限定されることもあります。

OS選定はアプリケーションを動作させるプラットフォームを決める上で重要です。

ミドルウェア

ミドルウェアはOSとアプリケーションとの中間に入るソフトウェアのことを指します。
弊部で力を入れているOracleデータベースもこれにあたります。
アプリケーションを動かすにはミドルウェアが必要になります。

例えば、「WEBサーバ」という言葉を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれませんが、サーバにインストールしてはじめて使用できることから後ろに「サーバ」と付くものがミドルウェアには多いです。
良く聞くところではApatche HTTP ServerWindowsでは IIS などがこのWEBサーバにあたります。

また、システムを利用する上で欠かせないのが、運用です。
システムを維持・管理しないと安定したシステム利用ができません。
例えば、稼働状態をチェックするために監視が必要になります。様々な監視ツールが世の中に存在しますが、こういったツールなどもミドルウェアに該当します。

監視と言えば、弊部ではHinemos(ヒネモス)という製品をお勧めしています。
このHinemosには監視機能に加えてジョブ管理機能も持った優れものです。
可能であれば、運用は一元管理が行えるようなツールを利用したいですよね。

 

Hinemosの詳細はこちらをご覧ください。

ネットワーク

システムは様々な機能を持ったサーバの集合体です。
そこには必ず通信を行うためもネットワーク網が存在します。
LANWAN などのキーワードを聞いたことがあると思いますが、通信が行われないとサーバも単なる箱になってしまいます。

サーバ環境や通信経路から、どこに機器が必要か、また通信するにあたってサーバの住所、いわゆるIPアドレスが必要になるわけですが、そのIPアドレスの割り振りなども設計要素となります。
適切な通信経路からのセキュリティ検討及び、機器配置なども設計要素に含まれます。
たくさんの機器を設置すればよいことですが、その分大きなコストがかかってしまいますからね。

インフラエンジニアのお仕事

ここまではインフラ環境について、簡単にご説明してきましたが、実際のお仕事のお話をしていきましょう。
とは言っても、インフラ環境のお話からおよそ想像できるかもしれませんね。
一般的には以下のようなフローで進めていきます。

 

要件定義

当然のことながらシステムを作る上でお客様からは「こんなシステムが欲しい」と言った要件があるわけで、作ったシステムで業務が遂行できなければ意味がないですよね。
そこで、まずは要件定義書というものを作成して、お客様が考えているものと相違がないように合意します。

基本・詳細設計

次に要件から設計書を起こすことになりますが、主にお客様向けの立ち位置となる基本設計書と、技術者向けの立ち位置となる詳細設計書を作成します。
※外部設計書や内部設計書と言う会社もあります。

構築

設計書が固まったらいよいよ構築です。(個人的にはこのフェーズが一番楽しいです!)
サーバを立ててOSを導入した後、順次必要なミドルウェアを導入していきます。
ネットワークの方はネットワーク機器を設置してケーブルをつなぎ、機器に対して設定していきます。
この時、サーバ担当部署はアプリケーション担当部署との連携が、ネットワーク担当部署はサーバ担当部署との連携が必要になります。
担当各々は基本的には担当部分以外はあまりよく分かっていないこともあります。

テスト

環境やプログラムが準備できれば、テスト工程になります。
テスト結果に合わせて順次、環境設定の変更を行っていきます。この時の変更の依頼は主にアプリケーション担当から依頼があります。
インフラ担当ではOSや運用のミドルウェアのテストを行います。

運用設計

テスト工程と合わせて、システムを維持・管理するための運用設計書をこのタイミングで作成することが多いです。

本番稼働

さて、上記工程がすべて完了すれば、晴れて本番稼働となるわけです。


この流れは一般的なものとなり、プロジェクトや作業期間によっては工程が並行してスケジューリングされることもあります。

ざっとインフラエンジニアのお仕事を説明しましたが、どいかがでしょうか?
冒頭にお話しした通り、導入することがメイン作業みたいで地味でしょう。
ですが、インフラはシステムを動かす上で大変大きな役割を持っています。
どんなに素晴らしいシステムがあっても、土台となるインフラ環境が整備されていなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。

システムを活かすも殺すもインフラ環境次第となるのです。

文末にあたり、この記事をお読みになって少しでもインフラエンジニアに興味を持っていただけたら幸いです。

ありがとうございました。

 

今回の記事は如何でしたか。
インフラエンジニアのお仕事を少しでもイメージして頂けたでしょうか。
次回もお楽しみに!

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技術チーム
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