はじめに

みなさん、こんにちは😀Dbvisit Standby製品チームです。
今日はDbvisit Standbyのキラーソリューションである

Snapshot Database

についてご紹介させて頂きたいと思います。

当社のDbvisit Standby製品紹介ページの「Dbvisit Standbyの基本比較」でも記載されております、
Snapshot Databaseについて詳細をお伝えさせて頂ければと思います。
よろしくお願いします!😀

Snapshot Databaseって何?

災対環境(DRサイト)は高価な本番環境同等のスペックで構成される事が多くあります。
その災対環境は通常使用されずに、同期をし続けて「待機」している事が多いです。
Snapshot Database は災対環境を一時的に「Read/Write」モードで更新が行える
Dbvisit Standbyのオプション機能になります。

災対環境を有効利用したいですよね。

 

 

 

 

Snapshot Database はどのような場合に有効?

Snapshot Database をご利用頂く場合、以下のような有効利用が可能です。

ポイントは3つです。
● 開発環境として利用可能。
本番データを利用し、開発環境として利用が可能です。
個人情報がご懸念な場合は別途マスキングツールもございますので、お問合せ頂ければと思います。

● データ移行前のリリース前確認。
テーブルの構造を変更し、実際にデータ移行を行い、本番移行前の事前検証が可能です。

● アプリケーションのリリース前確認。
パイロット環境として、本番データを利用したアプリケーションのリリース前確認が可能です。

何がキラーソリューションなの?

では、具体的にどのような機能か見ていきたいと思います。
Oracle Database の代表的な同期機能である、Oracle Data Guard と比較する事で
Snapshot Database の味わい深く、深みのある機能がお分かりになれるかと思います。

Oracle Enterprise Editionでは Oracle Data Guard が標準機能としてご利用頂けます。
以下に Oracle Data Guard で、災対環境を有効利用できる機能についてご紹介いたします。

機能名 利用可能
Edition
概要
FlashBack Database EE 同期を一時的に中断させ、FlashBackモードで災対環境のDBを「Read/Write」モードで起動
Active Data Guard EE Option 同期を継続させ、「Read」モードで災対環境を起動
Active Data Guard DML Redirect*1 EE Option 同期を継続させ、「災対環境」から「更新系のDML:Update等」を実行可能。

    *1:更新系DML文は本番環境へ転送(Redirect)/実行され、実行結果のREDO情報が災対環境で確認可能。

「同期を継続」させた状態で災対環境を有効活用する場合、Enterprise Editionの「Option機能:Active Data Guard」をご購入する必要があります。
この構成は非常に高額となりますが、災対環境を有効利用できるメリットが大きいため、金融系のEnterpriseな企業様で多くご利用されております。

Oracle Standard Edition でも Dbvisit Standby をご利用頂く事で、災対環境を有効利用する事が可能です。

機能名 利用可能
Edition
概要
Snapshot Database SE 同期を継続させ、災対環境のDBを「Read/Write」モードで起動
DRテスト SE 同期を中断させ、疑似的にフェイルオーバーを行い、アプリケーションの切替訓練可能。

Dbvisit Standbyの Snapshot Database は Standard Edition でも災対環境で
データ同期を継続させながら、有効活用できる非常に有益なソリューションになります。

Standard Edition でも Enterprise Edition と同等以上の機能が使えるのですね。。

 

Snapshot Database とは?

では、 Snapshot Database の具体的な仕様についてご説明させていただきます。

Linuxのみのオプション機能
1つの Logical Volume にDBの全ファイルを格納
Snapshot Database 起動時は「$DBVISIT_HOME」配下の所定フォルダに更新データが格納
Linux では2つの Logical Volume の作成が行える為、最大2つの Snapshot Database の作成が可能
永続的な利用ではなく、一時的な利用を推奨

災対環境を有効利用したいですよね。

推奨構成

非常に有益な機能なのですが、Dbvisit社の推奨構成は以下となります。
※災対環境(DRサイト)を Snapshot Database で使用する構成もサポートしております。

Snapshot Databaseの起動時は同期が中断されるみたいです。

実際の動きについて

文字通り、「Snapshot」なので一時的な断面のデータに対し「Read/Write」モードでご利用頂けます。
簡単な動作イメージをご紹介いたします。

ポイントは2つです。
同期中のDBともう1つ別の「Snapshost Database」が起動されます。
※メモリ/プロセスは別に起動となります。
 Snapshot Databaseが起動した断面のデータに対し、「Read/Write」が可能です。

最後に

Dbvisit Standbyの機能や利用方法・導入・費用については、より詳しい説明をご希望の方は、どんな些細なことでもお気軽にお問合せ下さい🤵

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ここまでご覧頂き、ありがとうございました😆