はじめに
こんにちは、ひとりでできるもん運用チームです。
日々お問い合わせを頂きありがとうございます。
今回は更新時調整料金について説明します!
実はOracleライセンス保守を更新されるお客様より、
「見積書に記載されている更新時調整料金ってなに?」
「去年と見積金額が違うけれどどうして?」
とよくお問い合わせを頂きます。
この疑問に答えていきます。
よろしくお願いします!
当記事は日本オラクル社が定めるルールに従い記載しており、ルールは日本オラクル社より通知なく随時、変更又は更新される可能性があります。
日本オラクル社よりルールが変更・更新された場合、当記事掲載の内容に関わらず、最新のルールが適用されます。
更新時調整料金とは?
更新時調整料金とは、
世界のインフレ率などを吸収し、よりよいサポートと製品機能向上のために保守金額に加算される料金のことです。
その金額は、前年の保守合計金額に更新時調整料率(Price Adjustment:PA率)を乗じた金額を毎年加算して求められます。
この前年の保守合計金額に毎年加算というのがポイントです。
Oracleライセンスの保守料金が毎年異なるのは更新時調整料金が加算されるためです。
なお、PA率は日本オラクル社から発表されます。
2021年8月現在のPA料率は4%となっています。
日本オラクル社の通知により予告なく変更される場合があります。
保守料金の算出例
上記の通りの更新時保守料金ですが
文章だけでは分かり辛いので下図の例をご覧ください。
雪だるま式に増えていきますね…。
最後に
今回は更新時調整料金について説明させて頂きました。
より良いサービス提供のためご理解下さいますようお願いします!
Oracleライセンスでご不明点などございましたら、
どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせ下さい。