はじめに
このカテゴリーでは、Oracle Cloudの申し込みから、Oracle Database Cloud Serviceで実際にデータベースを構築するまでの手順を紹介します。
が、そもそもOracle Cloudってなに?という方のためにOracle Cloudの説明から始めたいと思います。
これを機にOracle Cloudについて理解を深めて頂けると幸いです!
※2017年10月1日現在の情報です。
クラウドについて
Oracle Cloudについて解説する前に、クラウドってどういうものだっけ?というのをざっくり図解します。
また、クラウドサービスの種類についても、このページで使うものだけざっくりまとめました。
DaaS | Data as a Serviceのこと。 データの集計・分析に優れたサービスです。 なお、通常DaaSといえば、Desktop as a Serviceを指すのが一般的。 |
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SaaS | Software as a Serviceのこと。 ソフトウェアを提供します。 |
PaaS | Platform as a Serviceのこと。 基盤となるデータベースや開発環境を提供します。 |
IaaS | Infrastructure as a Serviceのこと。 ハードウェアやネットワークを提供します。 |
Oracle Cloudって?
Oracle Cloudはその名の通りオラクルが提供するクラウドサービスです。
正式サービス開始が2012年と、現在主要なクラウドサービスと比べるとやや後発といった印象ですが、
ORACLE社の強みを活かしたクラウドサービスを提供しています。
早速Oracle Cloudのいいところを見ていきましょう。
幅広いクラウドサービス
IaaS~PaaS~SaaSに渡る、幅広いサービスが利用できます。
オンプレミスと同じOracle製品をクラウドで利用可能
オラクルといえば、Oracle DatabaseやJavaが有名ですね。
Oracle Cloudでも、もちろんこれらのサービスを利用することができます。
そして、オンプレミスと同じアーキテクチャを使っているため、オンプレミスと同じ知識・ノウハウをクラウドにも適用可能です。
コスト削減
クラウドですので、オンプレミスと比べハードウェア導入の初期コストを大幅に抑えることができます。
またOracleライセンスもオンプレミスと比べ安く設定されており、導入には数億円(!)かかるExadataも月額数万円から利用できます。
最後に
Oracle Cloudの良いところを挙げてきました。
少しでも魅力が伝わったのであれば幸いです。
このブログではOracle Database Cloud Serviceでデータベースを作成する手順も公開予定です。
お楽しみに!