目次
はじめに
みなさん、こんにちは
Hinemos製品チームです。
今日は、Hinemosカスタマーポータルで追加された
Hinemosシミュレータ(β版)
について、ご紹介したいと思います。
このシミュレータは、Hinemosサブスクリプションをご契約いただいた企業様に対して、1環境ずつ提供される設定手順の確認ツールです。
導入を検討する上で、1つのきっかけとなればと思います。
よろしくお願いします。
Hinemosシミュレータ(β版)とは
Hinemosシミュレータ(β版)とは
Hinemosカスタマーポータル内で使用できる設定手順の確認ツールです。
Hinemosカスタマーポータルへ接続できる環境であれば、どこからでも接続可能な環境です。
UIは、Hinemos(Web)クライアントと同一ですので、普段通りの操作でご利用いただけます。
早速、使っていきましょう!
Hinemosカスタマーポータルの「サービス」-「Hinemosシミュレータ β版」を選択します。
「Hinemosシミュレータ メニュー画面 β版」にて、「環境の追加」を選択します。
以下の画面が表示されるので、「環境名」、「バージョン」、「言語」を指定し「構築」を選択します。
「バージョン」はHinemos Ver.7.0、Hinemos Ver.6.2のどちらかを選択することが可能です。
また、「言語」は日本語、英語のどちらかを選択することが可能です。
「Hinemosシミュレータ メニュー画面 β版」にて「環境名」を選択します。
Hinemosシミュレータ(β版)のWebコンソールが起動します。
ログインしてHinemosの操作をお試しください。
Hinemosシミュレータ(β版)の用途
Hinemosシミュレータ(β版)の用途は、主に以下の4点がございます。
メンテナンス時間の目安を見積もる場としての利用
ここで言うメンテナンスとは、Hinemosにおける監視設定やジョブ設定、ノードの追加・削除などHinemosを構築・運用する為に必要となる設定値の変更を指します。
それら設定をする為の時間を見積もるツールとしてご利用いただけます。
本番を想定した設定手順の確認
運用中のシステムへ設定を行う場合、限られた時間の中で進めて行く事となります。
そのような中で効率よく設定をしていく為に、事前に手順確認の用途としてHinemosシミュレータ(β版)はご利用いただけます。
監視設定など、設定に間違いが無いかの確認
実際に監視設定やジョブ設定をする際に、本番環境へ最初から設定を行う事に抵抗がある方もいるかもしれません。
その場合に本ツールを使用して、先に設定に誤りが無いかを確認することができます。
設定作業や設定内容の保存(設定値のインポート・エクスポート)
Hinemosサブスクリプションには、設定した監視設定、ジョブ設定などインポート・エクスポートする機能がございます。
詳しくは「【Hinemos機能紹介】設定データのインポート/エクスポート」の記事をご覧ください。
設定の一時保存先として本ツールはご利用いただけます。
※Hinemosシミュレータ(β版)を検証機代わりにする事は想定しておりません。
あくまで、本番環境の設定値を一時的に保存、確認する場としてご利用いただく事を想定しております。
Hinemosシミュレータ(β版)でできない機能
Hinemosシミュレータ(β版)では以下の機能は利用することができません。
- 管理対象ノードに対する監視、ジョブ、環境構築機能の実行
- レポーティング機能による出力
- クラウド管理機能の自動検知、コンピュートノード・監禁情報の管理機能
- Hinemosプロパティによる、Hinemosマネージャの動作変更
最後に
今回はHinemosシミュレータ(β版)を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
今後ともHinemosの機能紹介を行ってまいります!
ご興味がございましたらぜひお問い合わせください。
Hinemosの機能や利用方法・導入・費用について、より詳しい説明をご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。