目次
みんな気になるオンプレミスとクラウドのOracleライセンス費用を比較してみた!※2023/05/26現在
こんにちは!マーケティングチームです。
常に人気のあるOracle Databaseのライセンスに関して
オンプレミスとクラウドのライセンス費用を比較してみました!
皆さんも気になるところではないでしょうか?
クラウドのご依頼もかなり多いですが、オンプレミスのご依頼も多く、どちらの需要も常にあるようです。
お客様の環境次第で選択できているのかなと思います。
ということで、どちらが良いというわけではありませんが、購入の際に参考にして頂ければと思います!
これは気になるところですね♪
運用の手間等(人的・時間的コスト)ではなく、単純にコスト(金銭的コスト)比較、知りたいです!
※本記事は2023/05/26現在の価格、税抜き表示です。
Oracleライセンスの製品ラインナップ(2種類)
Oracleライセンスは2種類あります。
詳細はOracleライセンス特設ページをご覧ください!
Enterprise Edition (EE)
大規模システム向けで、パフォーマンス向上、可用性向上、セキュリティ強化などのさまざまな機能が利用できるデーターベースです。
有償オプションの追加も可能です。
Standard Edition 2 (SE2)
中小規模システム向けで、手ごろな価格で必要な機能を備えたデータベースです。
SE2ライセンスでは有償オプションの追加ができません。(追加したい場合はEEライセンスをご検討いただきます)
ライセンス費用
オンプレミス
CPU/コア数に対して課金されるProcessorライセンスと、利用人数に対して課金されるNamed User Plusライセンスの2種類があります。
エディション | ライセンス種別 | 製品価格 | 初年度サポート |
---|---|---|---|
Standard Edition2 | Named User Plus | 49,000円 | 10,780円 |
Processor | 2,450,000円 | 539,000円 | |
Enterprise Edition | Named User Plus | 133,000円 | 29,260円 |
Processor | 6,650,000円 | 1,463,000円 |
初年度は製品+サポート費用、2年目以降はサポート費用+年次調整率がかかります。
クラウド
OCPUという単位で課金されます。
1OCPU=2コア です。
料金単位は、従量課金制、年間、 BYOL (オンプレミスのライセンス持ち込み) があります。
オラクル社のOracle Cloudのコスト試算ツールを用いて算出してみました。
みなさまも無料でポチポチお見積り可能ですので、是非お気軽に使用してみてくださいね。
カテゴリの種類「Oracle Database」 > Base Database Service – Virtual Machine と見ていくと、現在、5種類のサービスがあります。
エディション | 内容 | 費用(OCPU/h) |
Standard | データベースの標準機能 表領域暗号化★ |
約31円 |
Enterprise | Enterprise Editionの標準機能 Management Pack Real Application Testing |
約60円 |
High Performance | 上記に加え Multitenant、Partitioning、Advanced Compression、Advanced Security、OLAP、 Management Pack |
約124円 |
Extreme Performance | 上記に加え Real Application Clusters、DB In-memory、Active Data Guard | 約188円 |
BYOL | オンプレミスのライセンス持ち込み | 約27円 |
★オンプレミスではEnterprise EditionのオプションのOracle Advanced Securityのライセンスが必要。ただし、Oracle Cloudでは全エディションで標準搭載されています。
オンプレミスと異なり、製品にサポート費用が含まれており、2年目以降もかかる費用は同じです。
費用比較
日本の企業様で購入頂くことの多いStandard Editionの、1Processorと1OCPUで比較してみます。
オンプレミス | 初年度 | 2,989,000円 (製品 2,450,000円+サポート 539,000円) |
2年目以降 | 約539,000円 (サポートのみ。年次調整率がここに加算される) | |
クラウド | 初年度 | 約339,900円 |
2年目以降 | 約339,900円 |
コスト試算ツールには以下のように表示されます。
費用比較例(日本の企業様に多いケース)のまとめ
- 初年度はオンプレミスに比べてクラウドは約1/10の費用
- 2年目以降は、クラウドは約1/2の費用
- クラウドはオプション機能も無料で利用可能
こんなに費用が違うとは、、、!
クラウドの方がメリットが大きいですね!
まとめ
費用という面では、クラウドが非常にお得に利用できます。
それぞれの企業様の状況にあわせてオンプレミス、クラウドを選択頂ければと思いますが、もしご興味があればOracle Cloudの導入も検討してみてはいかがでしょうか?
Oracleに関して、オンプレミスもクラウドも当社では多数の実績がございます。
ライセンスもクラウドも大変お安く提供しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
Oracleに関する当社の実績はこちら!
老舗のSIer、東証プライム企業です。安心して依頼下さい!