Oracle Management Cloud とは!?
こんにちはプラチナホルダーの長沢です。
久々の登場です。
このプラチナホルダーって入れないと駄目なんですかね?
今回は今注目のOracle Management Cloud(通称:OMC)を使ってみたので紹介したいと思います。
Oracle Management Cloudとは
運用周りをまるっと管理できるcloudソリューションです。
具体的には下記のような機能があります。
・Application Performance Monitoring
・Infrastructure Monitoring
・Log Analytics
・Orchestration
・IT Analytics
・Configuration and Compliance
・Security Monitoring and Analytics
参考:Oracle社 HP
今回は「Log Analytics」でログを取得し、グラフで表示まで行います。
Log Analyticsとは
「Log Analytics」とはOracle databaseのログだけでなく、LinuxのセキュアログやApacheのSSLアクセスログなど、さまざまなログが収集できます。
また、収集したログを監視、集計、索引付および分析までできちゃいます。
参考:Oracle社 HP
例えば以下のようなログが取得でいます。
もちろん、画像に載っていないログも取得可能です。
デフォルトで取得可能なログは以下を参照ください。
参考:Oracle Management cloudのマニュアル
それでは、ログを取得する環境を用意しましょう
OS | Oracle Linux Server release 6.7(Oracle VM上) |
---|---|
DB | Oracle Database 12.1.0.2(シングル) |
OMC Agent | 1.30.0 |
取得するログは以下です。
- Linuxのセキュアログ
- Oracle Databaseの統合監査ログ
今回は課金額を考慮し、オンプレ上のOSログとDBログを監視するようにしましたが、当然cloud上のOSやDBも監視できます。
また今回は検証していませんが、Infrastructure MonitoringならAWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureも監視できるようです。
OMC Agentのヴァージョンは1.30.0となってました。既に1.40が出てはいるようですが、順次アップデート中?
それでは設定していきましょう!
まずはOracle Cloudにサインインします。
インスタンスの作成をクリックします。
Management Cloudの作成ボタンをクリックします。
インスタンスの名前を決めて、作成をクリックします。
これでOMCインスタンスが作成終了です。
今回の作成では30分程度かかりました。
作成を押した後、放置して離れていたので、もしかしたらもっと早くできてたかもしれません。
作成ができると作成した人のメールに連絡もくるようです。
さて次回はOMCのAgentを監視対象にインストールし、監視を開始していきます。
楽しみにしていてください。