2019年5月に東京リージョンがリリースされました!

こんにちは、宮井です。

昨今はクラウド関連のニュースが話題が上がることが多いですね。
私は当社内でOracle Cloudの検証チームを立ち上げて、
Oracle Cloud の勉強をしていますが、変化の激しい状況ですので、
絶えず情報をアップデートしています🤗

立ち上げ、頼もしい💗

 

 

 

 


今回は、東京リージョンのリリース記念ということで記事を投稿します❗
東京リージョンのリリース記事(Oracle社)はこちらから。

半年以内にも大阪リージョンがリリースされるとのことで、
日本のデータセンター間でDRが組めるようになる日も近いですね😀

この東京リージョンでは、
“Generation 2 Cloud”(略してGen 2)
呼んでいる第二世代のクラウドが提供されています。

そのGen 2の1つのウリがAutonomous Databaseとなりますが
Autonomous Databaseは自律型データベースで、
主に運用の自動化(運用管理作業やチューニング)を図ったものとなります。
パッチ適用やチューニングも自動化されており、非常に強力なサービスですね。

Autonomous Databaseは、下記の記事でも紹介していますのでご参考ください。
プラチナホルダー小酒井執筆の「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud を使ってみました!(1/3)

今回は東京リージョンにAutonomous Databaseを作成し、
2019年3月にリリースされた”クローニング機能”にチャレンジしたいと思います。

気になる気になる💗
待ってました~💗

Autonomous Databaseの作成とクローニング

まずは、Autonomous Databaseの作成ですが、
Autonomous Databaseは2種類から選べます😃

● Autonomou DataWarehouse(略してADW)
⇒ DWHシステム向け

● Autonomous Transaction Processing(略してATP)
⇒ OLTPシステム向け

今回はATPを作成します。
Autonomous Databaseのサービス画面ですが、
“ap-tokyo-1”となっているのが、わかりますね。
東京リージョン内に作成をしようとしています。

画面は英語表示ですが日本語表示も可能です。
英語のキーワードの方が検索にヒットしやすかったり、
意味が伝わりやすかったりすることもあるので、適宜切り替えながら行っています。
もちろん、文字の部分が置き換わるだけで、画面やレイアウトは同じです。

それでは「Create Autonomous Database」より、ATPの作成を開始します。

ATPの作成画面は、入力項目はシンプルなものでADWと同じ項目です。
下記の記事をご参考くださいね。

プラチナホルダー小酒井執筆の「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud を使ってみました!(1/3)

入力を終え、プロビジョニングされるのを待ちます。
数分したら作成が完了します。
あっという間です。


次にDBへの接続です。

今回DBのクローンを行いますが、クローンされたことを後で確認するために、
事前にサンプル表を作成したいと思います❗

ツールは、SQL Developerを使用します。
Oracle Clientなどに付随するSQL*Plusにて接続することも可能ですが、
Walletの設定を追記したりする必要があります。
一方でSQL Developerはzipの構成ファイルを指定するだけで簡単です。
なので、Oracle Cloud のクライアントツールとしてはSQL Developerがお手軽です。

適当にサンプル表を作成します。

続いて、クローンを作成します。
Autonomous Databaseのサービス画面から、「Actions」-「Create Clone」を選択します。

すると、Autonomous Database作成時と似たような画面が表示されました。
クローンタイプを2種類から選択することができますね。

●FULL CLONE : メタデータとデータ
●METADATA CLONE : メタデータのみ

今回はFULL CLONEを選択し、作成します。


数分でクローンが作成されました😳
想像以上に速く仕上がりました。


さて、本当にクローン出来ているのか、
SQL Developerを使用し、データが投入されたことを確認します❗

確かにコピーされていることが分かります🌷
非常にシンプルな手順で簡単に作成できましたね。
こちらの機能を活用すれば、検証環境の作成などが容易にできそうです。

●アプリ開発の検証用に本番データを持った環境を作成したい
●ある時点のデータを参照できるように保持しておきたい

というときにももってこいですね!

今回はここまでです。

先日、Microsoft Azure相互接続がニュースで発表されましたが、
Oracle Cloudは現在、早いペースでアップデートされています。
リリースノートをみると毎週何かしらアップデートが行われていて、
どんどん便利になっていっているのが分かります。

Oracle Cloud Infrastructureのリリースノートはこちら(英語)

それではまた次回、お会いしましょう🍀