目次
- 1 連載第11弾です!
- 2 現在携わっているお仕事を教えて下さい。
- 3 現在のテレワークの頻度を教えて下さい。
- 4 テレワークの快適度合いを5段階評価で教えて下さい。
- 5 テレワークと出社の割合希望を、5段階評価で教えて下さい。
- 6 テレワークのメリット/デメリットを教えて下さい。
- 7 一日の流れの一例を教えて下さい。
- 8 どのようにOn/Offの切り替えをしていますか?
- 9 作業スペースの確保はどうしていますか?
- 10 コミュニケーション活性のために取り組んでいる事があれば教えて下さい。
- 11 WEB会議で工夫していることはありますか?
- 12 テレワークで変わったことは?
- 13 テレワークから、今までになかった考えが生まれていたら教えて下さい。
- 14 テレワークで工夫していることはありますか?
- 15 テレワーク特有の課題があれば教えて下さい。
- 16 組織改革にどのように取り組んでいますか?
- 17 コロナ禍に入社されましたが当社で感じたことを教えて下さい。
- 18 コロナから数年経過しますが、テレワークは実際どうですか?
- 19 おわりに
連載第11弾です!
みなさま、こんにちは。DBひとりでできるもん運営チームです。
今回は11人目のインタビューをお届けします!
「特集【with コロナ】組織改革の加速の秘訣とテレワーク導入の関係 Vol.●● ~●●編~ 」!
DBひとりでできるもん運営チームが、当事業部の社員へテレワーク事情を詳しくインタビューします。
当社がテレワークによる組織改革をどのように行っているか、またそれによって得られた効果を発信していきます。
DBひとりでできるもんでは「親しみやすさと技術力」をテーマに掲げており、社内外に「親しみやすさ」が少しでも伝わればいいなと思います。それではインタビュースタート!
過去記事も是非ご覧くださいね!
現在携わっているお仕事を教えて下さい。
2020年4月に中途で入社し、2年半が過ぎました。
入社時からお客様先に常駐し、お客様先の社内システムの基盤の運用業務を担当しています。
データベースやシステム監視を行うチームの取りまとめ役で、技術面の業務と合わせてメンバーのマネジメントや営業的役割も行っています。
また、事業部内では今期からリーダーを務めており、管理業務や事業部の運営といったことにも携わるようになりました。
現在のテレワークの頻度を教えて下さい。
同じ業務を行うメンバーを2つのグループに分け、基本的に交互に出社するようにしています。
(お客様先の方針に基づくものとなります。)
業務や休暇の都合により出社/在宅勤務の予定を動かすこともありますが、現在はだいたい50%の出社率となっております。
出社とテレワークのハイブリッドですね
テレワークの快適度合いを5段階評価で教えて下さい。
- 快適。積極的にテレワークをしたい
- まあ快適。テレワークか出社かならテレワークをしたい
- 可もなく不可もなく。テレワークでも出社でもどっちでもいい
- やや不快。テレワークか出社かなら出社したい
- 不快。正直テレワークしたくない
テレワークと出社の割合希望を、5段階評価で教えて下さい。
- 毎日テレワークがいい
- テレワークの割合が多い方がいい
- テレワークと出社の頻度は半々くらいがいい
- 出社の割合が多い方がいい
- 毎日出社がいい
業務の役割上、会議に参加することが多いので、テレワークで十分なことが多いです。
また、資料の確認や作成・更新といったものもテレワークでできます。
ですが、運用対象の機器であるサーバやデータベースに対する作業を行うためには出社が必要(リモート不可)ですので、完全リモートはできない状況です。
毎日出社でも、運用機器の作業は場所を移動する現場も多いと思うので、そこは変わらずといったところでしょうか。
テレワークのメリット/デメリットを教えて下さい。
メリット
通勤がないというのが非常に大きなメリットだと思います。
移動時間もそうですが、移動には結構体力を使うので、それがなくなるのは大きいと思います。
あと、出社するより使える時間が増えたため、家族の都合、特に子供の都合のための調整がつけやすくなったように感じます。
たまに娘の通う小学校の近くの交差点で交通安全の旗を振ったりする(PTA関連)余裕もできました。
デメリット
ちょっとした雑談、ちょっとした質問がしにくいのが困りものです。
チャットツールなどいろいろ環境は整えられる状況ではありますが、みんな出社していた時と比べると会話の量というのが減っている感はあります。
また、いろいろと機器が増えました。
特にお客様や会社からの貸与品が増えたのが、便利ではあるものの、手続きの増加や紛失・故障のリスクを抱えることにつながっています。
あと、出社していると周りには仕事を行うためのものしかありませんが、自宅にいるとそれ以外のものもたくさんありますので、それらが誘惑になってしまうのがデメリットかと思います。
モノはいつか必ず壊れる一方、壊れるとセキュリティ事故として扱われる現場もあって扱いが難しいですね。
特に共有の物品は、受け取った時点で破損に近い場合もありますし、速やかな状況報告が大切だと思います。
一日の流れの一例を教えて下さい。
- 起床
- 妻と娘のお出かけ準備手伝い
- 妻出社、娘登校
- 日によって洗い物(洗濯や食器洗い)
- デスクについて業務開始
- 会議が多めなので、スピーカーマイクからの音に集中
- 適当なタイミングで昼食
- メールやチャットツールの通知も多いので状況を追う
- 業務を終了、学童にお迎えに行く
- 学校からの連絡や宿題の状況を確認
- 晩ごはんをどうしようか相談・検討
- 晩ごはんの用意(妻の帰宅は日によってまちまち)
- 食事後ゆっくりして就寝準備、おやすみなさい
どのようにOn/Offの切り替えをしていますか?
妻と娘は朝お出かけするので、1人になって徐々に仕事モードONにしています。
業務時間を終えると、娘のお迎えに行かなければならないのでほぼ強制的にOFFになります。
作業スペースの確保はどうしていますか?
今の家に引っ越した際に用意したデスクをそのまま作業スペースとしています。
ただ、いろいろと機器が増えてきたこともあり、キャスター付きの小型ラックを導入して収納スペースと作業スペースを増やしました。
コミュニケーション活性のために取り組んでいる事があれば教えて下さい。
チャットツールの有効活用、雑談エリアの作成、というところになりますが、自分自身いいネタを投下する能力があまり高くないため、難儀しているところです。
WEB会議で工夫していることはありますか?
対面で話すのと違って、声のトーンによる細かいニュアンスが伝わりにくかったり、声以外の情報(ジェスチャーや表情など)が使えないことが多いので、はっきり話す、特に重要なワードを意識して話す、というようにしています。
Microsoft Teamsであれば手を挙げるボタンが搭載されていて、ジェスチャーや表情が使えますが、利用する会議ツールによって使えない場合もありますよね。
ニュアンスの部分は、WEB会議がこれから浸透することで解消していくといいですね。
テレワークで変わったことは?
家族の晩ごはんを用意する機会が激増しました。
面倒な時は外から調達したりもしますが、何かしらの野菜とツナ缶、調味料があればとりあえずスープはできる、あとはメインのおかずを用意できればOK、冷凍食品も有効活用、という感じで、あまり頑張らない方向でやってます(笑)
テレワークから、今までになかった考えが生まれていたら教えて下さい。
- 雑談って意外と大事
- 通勤はかなり体力を使う
- 椅子が体に与える影響は大きい
- 環境をよくしようとすると物が増える
- スピーカーマイクは結構便利
テレワークで工夫していることはありますか?
出社することもせず座ったままで作業していると全然動かないため、たまに家の中を歩き回っています。
特に考えが行き詰ってきた際にはよく歩いている気がします。
電話で会話している際にもウロウロしています。
なんとなく考えが整理されるような気がしています。
テレワーク特有の課題があれば教えて下さい。
いろいろと「状況が見えづらくなった」ことが課題かと思います。
タスクの細かい状況、今各々が感じていること、などもそうなのですが、特にトラブルの際の温度感(緊急度・重要度)が把握しづらいのが大きい気がします。
出社していると何かの際に「あれ?何かマズくない?」みたいな雰囲気が流れたりしますが、テレワークだとそれが見えづらいので、状況の共有を受けて「そんなことになっているのか……」と驚いた、ということもありました。
チャットツール等でのこまめな情報共有、というのが重要かと思いますが、調査している人は情報共有できないなど制限もあり(ネットワークが分離されている)、リアルタイム共有は難しいところです。
出社していても、同じ拠点で作業できないシチュエーションでは同じ問題が起こりますね。
空気感は同じ場所にいないと共有が難しいですよね。
組織改革にどのように取り組んでいますか?
グループ内のタスク管理、テレワーク時の勤怠など
TeamsやPower Appsでできることを取り入れるようにしました。
メッセージのやり取りだけでは管理が難しいところも状況がパッと見でわかるようになり、効率化ができていると思われます。
また、他のことにも活用したり他の人にも設定できるよう資料化しておくことも大事だと思い、手順などをアウトプットするようにしております。
「組織改革の加速の秘訣」ですね!
コロナ禍に入社されましたが当社で感じたことを教えて下さい。
入社のタイミングがだいたいコロナ禍の始まりの頃でした。
オンラインが主流になり始めた頃で、対面からオンラインへと切り替わるタイミングくらいで今の環境に飛び込んだことになります。
「これまで対面で仕事をしてきた人とのコミュニケーションをオンラインに切り替える」ということであれば苦労はあまりなかったかもしれませんが、「これまで対面での関係性が構築されている輪にオンラインで入っていく」というのは
非常に神経を使い、結構気疲れをしていた気がします。
対面より相手との距離感がつかみづらく、中途入社で同期と言える社員がいないというのも大きかったかもしれません……
入社当初、機器のセットアップや各種申請、勤怠入力などなど、どうしたらいいかわからないことがたくさんありましたが、上長、同じ勤務先の社員、事務の方にいろいろ教わり、少しずつではありますがなじんでいけた気がします。
質問した際のレスポンスの早さも気分的に助かったと感じましたので
自分もそうあれるようにできればと思っています。
入社後すぐにお客様先に常駐して業務を開始したのですが、お客様先でもテレワークの業務は手探り状態、リモート接続の環境も不安定で、コミュニケーションに非常に苦労しました。
在宅勤務ではお客様先のシステムにアクセスできず、自分で学習することはできても業務の引き継ぎは全然できなかった、という日もありました。
また、オンラインでは週に何回も声を聞くのだけれどしばらくお会いできなくて、顔を知らない方々と一緒に仕事をする、ということも多かったです。
それでも、電話・メール・チャットツールで拙いながらもコミュニケーションを取ってきて、自分ではうまくできない部分もありながらも同じ勤務先で仕事をするメンバーの協力で何とか業務を進めております。
初めのころは、お客様と直接調整・交渉を行う場合、そもそもどうやって調整を始めればいいのか……というところから思い悩んだものですが、「とりあえず話をしてみる」でどうにかなっている感はあります。
「案ずるより産むが易し」ということなのだと思います。
新しい労働環境、新しい働き方への同時挑戦ですね!
コロナから数年経過しますが、テレワークは実際どうですか?
通勤が少なくなったこと、自宅にいる時間が増えたことでかなり生活に変化があったように感じます。
特に平日に家のことが少しでもできるのは大きく、休みの日が家事に追われて終わるみたいなこともなく、心身の余裕にもつながっている気がします。
世の中が変化し、働き方が変化し、自分の中の意識・常識・ものさしもどんどんアップデートしなきゃいけないんだなぁと思っております。
おわりに
11回目の特集【with コロナ】は如何でしたか?
この連載は毎週木曜日に更新します!
続々とリレーしていきます。お楽しみに!