Dbvisit Software Limited さま との対談

こんにちは、Dbvisit Standby製品チームです。

Dbvisit Software Limited社が当社へ来社されて、Timさん、Janさんと対談致しました。

今回は第2弾といたしまして、OCR FSDR(OCI Full Stack Disaster Recovery service) に Dbvisit Standby がエントリーされましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

対談中の一コマです。テレビに映っているTimさんの笑顔が素敵です。
Dbvisit Partner of the Year Award 2022を受賞しました!も是非ご覧ください!

第1弾の対談記事はこちら
引き続き江川が執筆致します!

対談者のご紹介

氏名 Timさん(ティムさん)
役職 Dbvisit社 マーケティング部長
全世界のマーケティングを担当しています。お客様の声を聴いて、製品にどういう機能や、どういう市場を目指していくかを検討されている部署の責任者。
技術者と製品を作りながら、お客様に簡単に理解いただけるよう、日々 プロダクト マーケティング活動を実施されています。
在籍 普段はニュージーランド 本社におります。
人柄、経歴 昔は日本メーカーにも勤められていたため、流ちょうな日本語を話します。
とても社交的で初めてお会いした時から親しみが持てます。

 

氏名 Janさん 日本人は「ジャンさん」と呼びますが、Timさん達は「ヤンさん」と呼んでいました
役職 Dbvisit社 CSM(カスタマー サクセス マネージャー) コンサルタント(技術の方)
在籍 普段はチェコにおられます。本社はニュージーランドですが、チェコでも開発が行われているとは驚きでした。
人柄、経歴 Dbvisit Standby でスイッチオーバー(災対DBへの切替)の実装をされたと聞いております。
ご本人様いわくとても難しかったと。
基本的に英語での会話になりますが、とても丁寧に単語を選んで会話してくださいます。
温かみのある方です。

Dbvisit 社の方はどなたも素敵な方ばかりですね!

OCI FSDRとは

昨今、お客様のインフラ環境が物理 ⇒ 仮想 ⇒ Cloud へのリフト&シフトが一般的になっております。
日本含め、有事の際はシステム全体の災害対策環境を構築するお客様も多くございます。

FSDRとは、アプリケーション、データベース、ストレージ」システム全体がOracle Cloud上で管理され、「システム全体」の災害対策環境として構成が可能なOracle Cloudのサービスです。

メリット システム全体を「ボタン1つ」で切り替えが可能
構成 FSDRは3階層から構成されています
  • アプリケーション
  • データベース
    ⇒ Oracle Database Enterprise Editionの Oracle DataGuardの機能で同期
  • ストレージ
    ⇒ OCIのStorage Replicationの機能で同期
切り替え
  1. 各OCIコンポーネント毎に「Group化」
  2. グループの実行順序などを定義した「DR Plan」を作成
  3. 「DR Plan」を実行する事でシステム全体の切り替えを実現
    今までは、Databaseの切り替え ⇒ Applicationの切り替えなど、1つ1つ手で切り替えていたのを
    1つの「DR Plan」を作成して実行する事でスピーディーな切り替えを実現
利用可能な地域 東京、大阪、世界の主要都市 : FSDR使用可能地域
デメリット  データベースは「Oracle Database Enterprise Edition」のみご使用可能

FSDR構成:日本オラクル様の資料をご参照ください。

日本オラクル様のCloud最新技術の粋を集めたサービスですね!

OCI FSDRDbvisit Standby

OCI FSDRは、「Oracle Database Enterprise Edition」のみご使用可能なサービスとなります。
日本国内では、「Oracle Database Standard Edtion」や「PostgreSQL」などをご使用いただいているお客様が多く存在しております。

この度、Dbvisit社がオラクル社と協業し、日本では2024年02月に両社での契約が締結されサービス拡充を行うことになりました。
Dbvisit Standbyの機能をご使用する事で以下のDatabaseがFSDRで対応可能となります。

対応可能なDatabase Oracle Database Standard Edtion
PostgreSQL(今後サポート予定)
SQLServer(今後サポート予定)

Dbvisit Standby をFSDRへ組み込むメリットは?

Dbvisit StandbyをFSDRに組み込まれるメリットについて教えていただけますか。

Dbvisit Standbyでは、スイッチオーバーは簡単に実行(基本的に数クリック)できます。
ただし、アプリケーションの切り替えについては、現状難しいものがあります。
Dbvisit Standbyでは改善する事が難しいですが、
他のサービスと一緒に全体的に取り組むことで、FSDRのお客様にとって大きなメリットがあると思います。

Oracle Database以外の開発状況はいかがでしょうか?

SQLServerの開発部門での技術検証は完了しています。
PostgreSQLも来年くらいにはリリースが行える予定です。

OS/Database/Dbvisit StandbyがコンポーネントされたOCI専用のテンプレートがFSDRで使用可能となる事で、
「早く・安く・高品質」なサービスをお客様にご提供可能になるわけですね。

複数のDatabaseをサポートする事はお客様にとって、とてもメリットのあるサービスですね!

最後に

Dbvisit Standby は 複数のマルチDB を
1つのWebコンソールから「操作 / 管理 / 設定」が可能な「DRソリューションの世界一」を目指しています!

日本国内では2023年12月27日にPostgreSQL版がリリースされました。
今後のリリース予定は以下の通りです。

Oracle Database 既に対応済
SQLServer 2022年07月
PostgreSQL 2023年12月27日リリース!
MySQL 2025年


以上がDbvisit社のインタビュー第2弾の内容でした。いかがでしたでしょうか?

Dbvisit Standbyに興味を持たれましたら、お気軽にお問合せ下さい!
お客様事例がマイナビニュース様にも掲載されました。

第3弾は2024年3月に公開予定です。お楽しみに!
特設ページ技術解説ページも是非ご覧くださいね。

第1弾の対談記事はこちら

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技術チーム
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DBひとりでできるもんを盛り上げるべく、技術チームが立ち上がり早6年。ひとりでできるもんと言いつつ、技術者が読んでプッとなるような、極めてピンポイントでマニアックな技術ネタを執筆しています!